アウトドアに欠かせないのがカメラですよね!
最近では一眼レフカメラの価格も下がっているので割とお手軽に購入することができるようになりました。僕自身もLUMIXとSonyの一眼レフを所持していますが、やはりキャンプ中に撮影するのは楽しいです。
カメラで心配になってくるのが雨天🌧での撮影だと思います。もちろん、防水機能のないカメラを雨の中で使用すれば故障の原因となってしまいますが、最近では「防塵・防滴」というカメラも存在します。この「防滴」というのは実際にどのくらいまでの水なら大丈夫なのでしょうか?今回の疑問を解決するために、海外のカメラの防滴実験の動画をまとめてみました。また、簡単に解説もしているので参考にしていただければと思います!
防塵・防滴とは?
防塵・防滴(ぼうじん・ぼうてき)は、その名の通り水滴やホコリを防ぐ機能です。これはカメラの各箇所にシーリングを施して、隙間をなくしているのでホコリなどがカメラ内部に入らなくなります。ただし、カメラ本体が「防塵・防滴」だとしても、レンズが対応していなければ意味がないので、もし雨天での撮影をする場合は必ずレンズも「防塵・防滴」のものを使用しましょう。また、「防塵・防滴」となっていますが、完全にホコリや水滴の侵入を防ぐものではないので、極力水やホコリを避けることが大切です。
Nikon D850 vs Sony A7RⅢ
Nikon D850は2017年 9月 8日に発売されたハイエンドの一眼レフです。Sony A7RⅢは、2017年11月25日 に発売されたハイエンドの一眼レフです。
両機ともスペック上は「防塵・防滴」となっていますが、以下の動画では実際にシャワーをかけてテストをしています。
https://www.youtube.com/watch?v=c7BG74w0gAw
↓実際にSony A7RⅢ を手に持った状態と固定撮影でテストしています。雨の中で実際にメニューを開いたり、シャッターを押したりしています。
↓ Nikon D850も同様で、手に持った状態と固定撮影でテストしています。結構なシャワーをかけていて、普通に大雨の中の撮影のようにしています。
↓実際に両機ともびしょびしょになっていますが、テスト後も問題なく操作ができたようです。
Sony A7RⅢの結果
↓テスト後に、室内に持ち帰ってレンズを外して、どれくらい濡れていたのかを確認しています。レンズマウントの周りに結露が少し見えますが問題ない程度です。(レンズを外した時に垂れたものかもしれないとも言っているので、実際にはしっかりと防滴ができているようです。)
↓バッテリーもほとんど濡れていませんでした。ただし、少しは水滴があります。「バッテリーのカバーは下を向いているのに何故濡れたんだ」と笑っていました(笑)
↓しかし、バッテリーホルダーの中は少し濡れていたようです。どうやら、各種ボタンの方から水滴が少し来たようです。
Nikon D850の結果
↓まずバッテリーを確認しましたが、「完全にドライ」と言っているのでしっかりと防滴できていました。
↓レンズマウントの部分はA7R同様で少々水滴があったくらいでした。
Olympis E-M1 MarkⅡでもテスト
その後に他のカメラでもテストをしていました↓
↓レンズ周り、ファインダー、バッテリーは問題ないようです。しっかりと防滴できています。
防滴に対応していないカメラの場合は?
すべての一眼レフカメラが防滴に対応しているとは限りません。もしみなさんのカメラが防滴に対応していなければ、Amazonなどでレインカバーを買って、水に濡れないように工夫する必要があります。
- 両手で操作:両手を袖口から入れて、カメラの操作をすることができます。ズームなど簡単にできます。
- 三脚使用もOK:レインカバーを外すことなく、ファスナーを引いてカメラを三脚にセットできます。
- 液晶画面の確認:レインカバー背面は透明なので、液晶画面のチェックも簡単です。
- 二重保護:締まり具合を調節できるだけでなく、滑り止めゴムバンドはレンズをしっかりおさて、カメラにしっかり取り付けます。
- 両手にバンド:締まり具合を調節できます。
もしくは、DIYで作成することもできます。しっかりとしたビニール袋を用意してレンズの部分だけ上手に切り取ります。
カメラバッグにも注意
雨の中で撮影する以外にも、雨の中にカメラを持ち歩くことも想定する必要があります。カバンが防水に対応していればいいですが、もしカバンが防水でない場合は、染みてきた水滴がカメラをに入り込んでしまう可能性があります。もしバックが防水でない場合は、防水のものを購入するか、バック用のレインカバーを買うことをオススメします。
- サイズ: W300x (D)280x H480mm, 容量: 約20L, 重量: 900g, カラー: ブラック, 材質: ターポリン
- 商品特徴: 約20Lの大容量設計, ターポリン素材による防水仕様, バッグ内の空気を排出するエアバルブ, 開口部の広いロールトップ仕様, 脱着式ショルダーベルト, 固定用Dカン×6, 背面メッシュ素材, 止水ファスナーの小物入れ
- 静止耐荷重: 10kg
- コンセプトサマリー: バイクで楽しむキャンプ・ツーリングのために開発された、全天候型の防水バッグ。バックパックにもシートバッグにも変化し。快適なバイク旅をサポートする多彩な機能を備えた、ドッペルギャンガーのモータサイクルバッグです。
- 製品の詳細や最新情報はメーカーホームページをご確認下さい。
まとめ
いかがでしたでしょうか?カメラにとって水は大敵なので、極力避けることをオススメします。ただし、防塵・防滴に対応しているカメラであれば基本的には雨天での撮影も可能なのでケースバイケースで状況をしっかりと把握した上で撮影に臨みましょう。また、雨天での撮影を行った後は、しっかりとカメラのメンテナンスを行いましょう。特に寒い時期などは、カメラ内が結露してしまう可能性もあるので、しっかりと乾燥した部屋で乾かすなどケアが大事です。
防塵・防滴とは?
防塵・防滴(ぼうじん・ぼうてき)は、その名の通り水滴やホコリを防ぐ機能です。完全にホコリや水滴の侵入を防ぐものではないので、極力水やホコリを避けることが大切です。
防塵・防滴でないカメラで雨天撮影する場合は?
極力カメラを濡らさないことが大事です。カメラカバーを使って、本体とレンズが絶対に濡れないように注意しましょう。
もしカメラが濡れてしまった場合は?
防塵・防滴対応でないカメラがもし水に濡れてしまった場合は、すぐに濡れた部分をマイクロファイバークロスなど拭いて、乾かしましょう。その時にシリカゲルなどの乾燥材の入った密閉容器に入れると比較的早く乾いてくれます。