みなさんこんにちは!
今年も寒い季節がやってきましたね。冬になるといくつかのキャンプ場はシーズン終了ということでオフ期間に入ってしまうことがあります。なので、「冬はキャンプに行けない」というイメージを持っている方も多いかと思います。
ただ、実は冬にこそキャンプに行くべきだと僕は思っています。今回は、冬にキャンプに行く理由についてご紹介したいと思います。
冬キャンプのメリット
キャンプと言えば夏でしょ!と思う方もいるかもしれませんが、冬キャンプは意外とメリットが多いです。僕は夏よりも以下のメリットを感じているので冬キャンプの方を好んでいます。
星が綺麗
冬は夏よりも空気が澄んでいるので、夜は星がとても綺麗に見れます。市街地で普通に暮らしていると、中々気づきませんが、山に行って空を見上げるとその違いに驚きます。
僕は星空の撮影が趣味でもあるので、やっぱり冬キャンプで見る星空撮影はかなり楽しみです。
虫が少ない
個人的にこれも大きなメリットだと思いますが、冬キャンプは「虫が少ない」です。夏だといつも悩まされる蚊やコバエなどは冬キャンプには存在しません。僕はよく蚊に刺される体質なので、蚊がいないだけでもとても過ごしやすいです。
夜が早い
これはデメリットと感じる人もいるかと思いますが、個人的にはキャンプの時は夜が早く来るほうが好きです。冬の場合は17時頃から日が落ちてくるので早い時間から焚火をすることができます。
キャンプの醍醐味と言えば、暗い時間に焚火を囲んでゆっくりとした時間を過ごすことだと思います。冬キャンプの夜は長いので、リラックスした時を長く過ごすことができます。
食品の持ちがいい
冬キャンプは基本的に寒いので、お肉などの食材の冷蔵保存にそこまで気を付ける必要がありません。むしろクーラーボックスよりも外気の方が寒いことも多いので「しっかりと冷蔵しなきゃ」とか「いいクーラーボックスを買わなきゃ」という心配がなくなります。むしろ冬キャンプではクーラーボックスのようなかさばるものはなくてもいいかなとも思います。
ビールなどの飲み物も、バケツに水を張ってその中に入れておけばキンキンに冷えますし、野菜なども普通に新聞紙にくるんでおけば痛むこともありません。
テントが映える
真っ白な雪の中に設営されたテントは、とても映えます。
冬キャンプの難点
冬キャンプにはメリットが多いですが、当然難点もいくつかあります。ただ、逆に言えば以下の2点だけだと思いますので、以下をクリアすることで冬キャンプも楽しむことができると思います。
寒い
冬キャンプの一番の難点は「寒い」ということです。ただ、寒さに関しては色々な方法で対策することができます。記事後半で、僕の寒さ対策をご紹介していますので是非参考にしていただければと思います。
道路の凍結
冬になると、当然路面の凍結に注意する必要があります。自分の住んでいる地域では大丈夫だとしても、キャンプ場があるのは大体山奥などの標高が高いエリアであることが多く、夜朝は冷え込むので路面が凍結することがあります。冬にキャンプに行くときは必ずスタッドレスタイヤにして、安全に運転できるようにしましょう。
また、山奥の路面は想像以上に凍っていることが多いので、山道の運転はできるだけ安全速度で、エンジンブレーキなどを上手に利用しましょう。キャンプに行く時の車は、通常時よりも荷物が多く積載されているので、車重が重くなり、スリップしやすくなります。また、急ハンドル、急ブレーキはスリップの原因になりますので運転には十分気を付けましょう。
僕の寒さ対策
冬キャンプの大きな難点はやはり「寒い」ということです。ただ、キャンプでは焚火をしたりストーブを使うことで寒さに関しては意外とカバーすることができます。以下は僕が実際に実践している冬キャンプの寒さ対策です。
厚着をする
これは当然ですが、冬キャンプではしっかりと厚着をしていきます。最近ではユニクロなどのヒートテックを始めとして、薄着でも寒さ対策できる防寒着がたくさんあります。キャンプ場は基本的に山奥や林間になるので、市街地よりも-5度くらいのイメージをして厚着をしていきます。また、念のために着込めるように上着も用意しておくのがベストです。
ストーブを使う
灯油ストーブであれば、灯油さえあればどこでも利用することができます。焚火とは違い、大きめのテントの中であれば使うことができるので便利です。最近ではガス缶でも利用できるとてもコンパクトなストーブもあるので、寝る時などに利用すると寒い夜でも乗り切ることができます。
ただ、テントで何かを燃焼させる時は一酸化炭素中毒だけには注意してください。Amazonで一酸化炭素チェッカーが売っているので、こちらを利用することをオススメします。
電気毛布を使う
大きなテントがあればストーブを置くスペースがあるかと思いますが、2人用のテント等の小さめのテントではストーブを置くスペースがないかと思います。僕が利用しているテントも小型テントなので、ストーブを置くスペースはありません。
そんな僕が利用しているのが電気毛布です。ポータブル電源と電気毛布を利用することで、夜の寒さを凌ぐことができます。電気毛布は大体消費電力が 40Wくらいなので、夜の時間を過ごすためには約 350Wh以上のものを選択するのが良いです。
焚火をする
冬の場合は、寒いので早い時間から焚火をしてもいいと思います。夏の場合は焚火は熱いので夜から始めるものですが、冬の場合は暖を取るために焚火をします。人数にもよりますが、冬の場合は大きめの焚火台を用意して、薪も余裕をもって多めに用意しておくことをオススメします。
冬に焚火をする時には金属製のウィンドスクリーンを置くといいです。熱反射の効果で、熱を集めることができるので、温かさが増します。
湯たんぽを使う
古典的な方法ですが、冬キャンプでは「湯たんぽ」が役に立ちます。お湯を入れて寝袋に入れておくだけで一晩は十分温かさを保ってくれます。ただ、直接寝袋内で利用すると熱すぎる可能性があるので、毛布で包んで利用することをオススメします。
最近では充電式のものがあったりしますが、結局はお湯を入れるタイプが何かと便利です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。こうやって見てみると、実は冬キャンプもメリットが多いです。個人的には虫が少ないのと、星が綺麗という点がメリットが大きいと感じているので、夏よりも冬キャンプの方が好きです。ただ、しっかりと暖を取れるように準備をしてからキャンプに臨まないと、寒い夜になるのでそれだけはしっかりと準備をしてから行きましょう。みなさんの冬キャンプが良い経験になればと思います!